土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与える
たっぷり水を与えると、鉢土の土粒間は水で満たされます。そこで根は必要なだけの水を吸うことができます。 次に用土が乾いてくると、今度は土粒間に新鮮な空気が送り込まれます。給水活動で疲れた根は、この新鮮な空気(酸素)を吸って、ひと休みします。 つまり、鉢内はいつも湿っている状態ではなく、一定の間隔をおいて乾湿を繰り返すことが大切です。
花が咲くまでは、株全体に葉水をかけますが、開花後は、花に水がかかると花びらが弱り、病気になりやすいので、花にあまり水がかからないように葉を持ち上げて、土に直接与えるように鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えるとよい。
お花を初めて育てる方、あまりお花に接する機会がなかったけれど、これからお花を始めてみようかな、そんな方は、どこでお花や観葉植物を育てようか思い浮かべて下さい。そこは、庭ですか、ベランダですか、室内ですか、そこの日当たりはどうですか、育てる場所に合った花・観葉植物を知ることは大切です。植物には、それぞれ好みの環境があり、日なたを好む植物を日陰に置いてもうまく育たなかったり、花が咲かなかったりします。適した環境の場所で育てましょう。
最近では、ガーデニング初心者でも手軽に楽しめる育てやすい花・長く楽しめる花が多く出回るようになり、初めての方でもガーデニング店、園芸店、ホームセンター、ネット通販などで手軽に育てやすい花を購入できるようになりました。育てる場所に合った育てやすい花・観葉植物でガーデニング生活を楽しみましょう。
日が1日中当たる。または、少なくとも半日以上当たる 場所。
『日なた』を好む草花
・アサガオ ・ウインターコスモス ・キク ・ガーベラ
・コスモス ・サルビア ・ジニア ・ストック
・デルフィニウム ・ニーレンベルギア ・ニチニチソウ
・ノースポール ・バーベナ ・パンジー ・ビオラ
・ペチュニア ・ベロニカ ・マーガレット
・メランポジウム ・ポーチュラカ ・ポピー ・ランタナ
・ルピナス
1日2時間以上半日程度の日が当たる場所。または木もれ日程度の日が当たる場所。直射日光は当たらないが、照り返しの光が長時間間はいる場所。
『半日陰(明るい日陰)』を好む草花
・アジサイ ・インパチエンス ・キキョウ
・クリスマスローズ ・クレマチス ・ケマンソウ
・コリウス ・ジギタリス ・スズラン ・トレニア
・ヒューケラ ・ミヤコワスレ ・ラミウム
1日中直射日光が当たらない。あまり照り返しなどでも明るくなりにくい場所。
『日陰(明るい~暗い)』でも育つ草花
・アイビー ・アオキ ・アジュガ ・イワタバコ ・エビネ
・オモト ・キボウシ ・コケ類 ・ササ類 ・シダ類
・シャガ ・ツワブキ ・ハラン ・フッキソウ
・ブルンネラ ・プルモナリア ・ホトトギス ・ヤブラン
・ユキノシタ